インハイ予選~北部リーグ地区予選

4月23日日曜日。
三女ユミの所属するアイシンはインハイ予選の北部リーグ地区予選に出場しました。
4月22日土曜日が本来の第1試合ではあったのですが、対戦相手チームが棄権をしたので不戦勝となり、翌日が試合初日になりました。
対戦相手はオリオ。
次女ユナの所属していたチームです。
その時のイメージだと、必ずシューターがいて、ザ・センターみたいな選手がいて、リバウンドをガンガン取りに行く…そんなチーム作りをしてくる感じです。
さてさて、結果はいかに。

2回戦:オリオ戦
79-89
①24-19
②38-43(14-24)
③58-65(20-22)
④79-89(25-34)

負けました。
3年生の先輩達はこれで引退とのこと。
ユミやミユー、リナという1年生で出場した選手達は号泣。
3年生の先輩達ともっとバスケをしたかった。
ケガのために出場できなかった先輩を、県大会のコートに立たせてあげたかった。
負けたのは全部自分達のせいだ。

バスケ素人オヤジが見るこの日の試合。
1Qは3Pショットが決まり、そこで試合をリードしていきます。
ただディフェンスの圧が弱いのか、オリオを突き放すことができません。
2Qに入ると、一気にアイシンのショットが決まらなくなります。
しかもファールを重ねていきます。
3Qは互角の勝負を繰り広げますが、2Qの失点が響きます。
元々4Qで強いアイシンなのですが、ここでエース#4先輩の痛恨の5ファール。退場。
ハートも強く、得点力もずば抜けて高い先輩の退場で、アイシンは反撃の糸口を掴むことが難しくなりました。
1年生達は焦りからかミスを連発し、そこをオリオにつけ込まれていく感じ。
試合終了。
ユミ達と3年生の先輩達とのバスケ生活は終わりました。

試合が終わって、あんなに泣くユミの姿は初めて見た気がします。
見た気がする…んじゃなくて、たぶん初めてです。
本当に先輩達を好きやったんやなぁ。
悲しいけど、でも、そんな先輩達に出会えて、本当によかった。

先輩達の引退で、6月のウインターカップ北部リーグ地区予選は2年生ひとり、1年生6人で戦い抜きます。
む、難しいだろうなぁ。

ばってんね、こういう状況って、オレら夫婦は楽しいんですよね。
みんなは大変やろうけど。
このチームでいつの日かシード権を勝ち取り、県大会に行けることを期待しています。

あ、ちなみに対戦相手のオリオですが、次戦も勝ち抜き順位決定戦まで進出。
そこで見事、7位(2部3位)になり県大会出場を決めました。
おめでとうございます!

三女ユミの入学

4月10日月曜日。
三女ユミの高校入学式がありました。
彼女はバスケの特待生で高校へ入学できました。
ラッキーな奴です。

ちなみに三女ユミは高校に入学したら、もうバスケはやらない!とおよそ170センチの高身長を持て余す決意をしていました。
小学3年生からミニバスを始めて中学3年生まで、彼女には色々と試練がありました。
だからもうバスケには関わりたくない、ということでした。
次女ユナが通った高校からも、バスケでの推薦を頂いていたのですが、それも躊躇なく断りました。その高校には通いたいけど、バスケはしたくなかったのです。

ところが、とある日に同じミニバスだった1つ上の先輩から、「一回練習に来てみらん?」とお誘いを受けました。
なんでもそちらのコーチが三女ユミに興味を持っていらっしゃって、誘ってくださったのでした。
初めあまり乗り気ではなかったのですが、北部リーグの強豪校であり、長女ユリ次女ユナが現役時代にコテンパンにやられた高校だったので、「せっかくやし行くだけ行ってみれば?」と諭され参加することになりました。

練習参加後。
「私、ここでバスケやりたい。うまくなりたい」
と言い出して。
マジかー。

入学式でクラスが発表されるのですが、女子バスケ部4人が同じクラスになりました。
入学前から面識のある4人だったので、その日からワーワー言っていました。

練習がきついと評判のチームですが、高校3年生までしっかりバスケ漬けの日々を送ってもいいんじゃないかな、と他人事として思っています。
まあ、現に体が筋肉痛でパッツンパッツンになっていても、楽しいと言ってますし。
いつまで楽しいって言えるかわかりませんが。

せっかくだから、ホントに高校生活及びバスケ生活を楽しんで欲しいです。
ユミ、君の3年間に幸あれ。

市内大会~三女ユミ中学最後の公式戦

7月21日木曜日。
中学女子バスケの市内大会が行われました。
大会日程としては21~22日の2日間ですが、おらが町の中学は目指せ初戦突破レベルです。
さすがに2日目のベスト4までは高望みできません。

ということで一回戦。
モジガクエン戦。

スタートは下記の通りです。
④クルミ(3年)、⑤ユメ(3年)、⑦ノナ(3年)、⑧三女ユミ(3年)、⑪エマ(2年)

スコアです。
※右側がタカス
①13-11
②23-34(10-23)
③41-44(18-10)
④61-49(20-5)

結果的にはうまく逆転できたように見えますが、実際に目の前で展開しているゲームを観ていると、もう気が気ではありませんでした。
1Qは双方イージーなミスで、得点機を外していました。
特に我らがタカスも、素人目には攻守がどうにもバラバラに見えました。
そして2Q。
もう完敗ですね。
モジガクエンの④と⑤に好き放題やられている印象。
特に最後の最後で、相手④に3Pのブザービーターを決められてしまい、一気に意気消沈(僕が)。
1月に行われた市内大会での負け試合が、僕の頭の中で凄まじい鮮明度で蘇ってきました。
ハーフタイム。
皆でポジションの確認やらなんやらをみんなでしていました。
盛り上がってはないけど、折れてもない感じです。
淡々と話し合って、ショットの練習をしています。
ただ11点差は大きいです。
3Qは競り勝ちます。
理由は相手⑤の累積ファールの関係で、コートインしていなかったこと。
また相手④のミドルや3Pショットを打ちにくくしたこと。
ガードだった相手④のオフェンス力を存分に発揮するためにフォワードにポジションチェンジしましたが、そこへのパス供給をマークしカットに成功。
結果、カウンターで攻めることができたのです。
そこには1年生コンビの⑨ホノカと⑬ユイナがいて、タカスもオフェンス力が上がっていました。
そして4Q。
実はこのピリオドの中盤までは接戦でした。
勢いはタカスにありましたが、何かの拍子でひっくり返されておかしくない状況でした。
確か残り2分切って、少しづつ引き離したと思います。
それに相手⑤の5ファールでの退場。
これも大きかったです。
覚えているのは残り30秒くらいの時。
確か10点差ありました。
でも、なんか安心できませんでした。
10点を追いかける側だと「残り30秒しかない」となるのが、この時は「まだ30秒ある」という感覚。
相手④が神懸った3Pを決めだしたらヤバい…そんな思いでした。

本当にハラハラドキドキのエンターテイメント性の高いゲームでしたが、身も心もヘロヘロになりました。
しんどかったです。
でも目標(と僕が勝手に定めた)の市内大会1勝を果たせたのは嬉しかったです、はい。

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かなりの時間が空いたあと、2回戦のお相手は全国レベルのオリオ。
長女ユリ、次女ユナの時代から市内大会の2回戦でよく当たっている超強豪チームです。
今回もかなり分厚く高い胸をお借りして、試合に臨みます。

スタートとスコアは下記のとおりです。

④クルミ(3年)、⑤ユメ(3年)、⑦ノナ(3年)、⑧三女ユミ(3年)、⑪エマ(2年)

①3-22
②9-52(6-30)
③13-74(4-22)
④17-105(4-31)

うわははははは。
もうコテンパンですね。
フロントコートにボール運ぶのも大変でした。
しかも④クルミが1Qで負傷退場。
かなり無理してここまで来たのですが、限界を迎えてしまったようでした。
そこで1年生のユイナが出場。途中で同じく1年生のホノカも交代で出場し、オリオの猛攻に耐え続けました。
高さで勝負できるユミですが、オリオディフェンスの前ではオフェンスは無理ということで、パスカットやリバウンドに賭けたようでした。
というか区内大会からずっとショットが決まらず、その悪いバイオリズムというかそういうものは、市内大会でも払拭できませんでした。
まあしゃがめないほどの腰痛に悩まされていたので、やっぱり簡単にはいかないですね。

4Qでリョータ先生は、ユニフォームを与えられた選手達全員をコートに投入しました。 中には数十秒、バックコートからフロントコートに来ただけの選手もいましたが、引退する3年生と同じコートに立てた、という目的は果たすことができました。しかも相手は全国レベル。

ちなみにこのスコア。
もうすごいレベルです。
タカスがなんとかミドルで打ち込めたショットが一本あっても、その間に7~8本を軽く決めてしまうオリオ。
3Pも何本決められたか、途中で数えるのをやめてしまったほどでした。
長女ユリや次女ユナの時代、オリオ戦では「50点は取る」「ダブルスコアにはさせない」「100点ゲームにはさせない」「1軍の選手をひとりでもコートに投入させる」というような目標を持って試合に臨んでいたと記憶しています。
三女ユミの時代ではそうは言ってもいられず、20点取れればなぁ、とかなり現実的な目標というか希望を持って、僕は試合を観ていました。

もひとつちなみに選手達全員、やりきった感満載なようで、試合終了後に涙はなく笑顔でした。まぁ競った試合での負けなら涙も出るかも知れませんが、圧倒的すぎて感覚が麻痺していたのかも知れません。

ということで、三女ユミの中学バスケライフはこれにて終了です。
これからは高校受験へとシフトしていきます(よね、きっと)。
腰痛もひどいし、今後バスケにどう向き合っていくのかわかりませんが、彼女と向き合いながら話して行こうと思います。
とりあえずお疲れ様でした、ユミ。
ユミのおかげで、この一年間楽しめました。
先代のチームに比べて、圧倒的に攻撃力が激減したチームだったので、本当にどうなっていくのか心配でしたが、とにかくみんなで一生懸命にボールを追う姿に、たまらなく愛しさを感じてしまいました。リバウンドも頑張るし。サボっている、相手を舐めている、といったような雰囲気を感じないチームだったので、観ていて楽しかったです。

今は体をゆっくり休めてね(ほどほどに)。
ありがとう。

さて今度は長男シュウのことでも書きましょうかね…。

20220702~03 最後の区内大会

去る7月2日・3日と中学女バスの区内大会が開催されました。
我が家で言えば、三女ユミの中学生活最後の区内大会となり、家族最後の区内大会ともなります。

まずは結果から。
7月2日
コウヨウ戦

94-16
①22-5
②55‐9(23‐4)
③68-11(11-2)
④94-16(26-5)

スタートは下記のとおりです。
④クルミ ⑥ユメ ⑦ノナ ⑧三女ユミ(3年生)
⑤エマ(2年生)

この試合はユニフォームをもらっている子たちは全員コートインできました。
勝つことができてよかったです。

二日目。
区内大会決勝戦。
ドウホク戦。

40-32
①13-12
②22‐21(9-9)
③27-27(5-6)
④40-32(13-5)

スタートはコウヨウ戦と同じです。
スコアを見ても分かるように接戦でした。
ドウホクは速く硬いディフェンスに加え、ミドルや3Pショットをバンバン打ち込んできます。
タカスも負けじと高さとスピード、リバウンドでぶつかっていきました。

⑧三女ユミが徐々に調子を崩していきます。
ユミの高さで勝負してい来るとドウホクは予想していたらしく、ユミをしっかりマーク。
中に入ることもままならず、例えドライブをかけたとしてもファール覚悟で止めに入ってきました。
※結果、ドウホクは4Qでユミやユメのミニバス時代のチームメイト、サエを5ファールで失います。ほかに4ファールの子もいました。
結果、ユミはショットをことごとく失敗し、挙句に腰痛にも悩まされ、試合中に折れてしまいました。ユミは自身に苛立ち、4Qで泣き出してしまいました。
おまけに交代で出てきたホノカ(1年)も負傷退場。
僕もここで、「あ、負けたな」と思ってしまいました。
ちなみに3Qでドウホクの選手の一人が泣いているのを見て、「あ、これは勝てる」と思ったのですが、まさかその数分後にこちらの敗北を予感するハメになろうとは思いもしませんでした。

ここで顧問先生が決断します。
三女ユミを下げました。
コートにいるのは④クルミ、⑤エマ、⑥ユメ、⑦ノナ、⑧ユイナ(1年)。
ここではキャプテンであるクルミが身長も高く、手足も長いのですが、エマ、ユメは身長は低い方です。ノナ、ユイナがその中間くらいでしょうか。
ユミのようにゴール下でポイントとなる選手はいなくなりました。
しかしこれが功を奏しました。
それまでユミを抑えていたのですが、4Qでその対象がいなくなってしまったため、ゴール下にスペースができるようになったのです。
そこに皆ドライブで切り込んでいきました。

試合が終わっても、ユミは痛さと申し訳なさで涙が止まりませんでした。
気持ちが弱い!とか、ひとりでバスケットしていると思うな!とか言われたら、身も蓋もないのですが、まぁそれだけ責任持ってコートインしているということで。
職場でも、「あぁ、俺が休んだらここ回らんなぁ」とか思うことがよくありますが、実際は回ることってありますもんね。

ドウホク・サエの父上と試合後に少し話をしました。
まさかユミを下げるとは思いもしなかった。
あれは英断だった。
今日の試合はどっちが強かったとかはなく、結果としてこうなっただけなのだと。
こげな話をしました。

この日の2チームは市内大会には出場できるので、あとはその当日に全力でぶつかってほしいです。

練習風景

今日は仕事が休み。
夕方から中学女バスの練習を見に来ました。
クルミ、ユメ、ノナ、三女ユミがこの体育館で練習するのも残り数日。
暑くて寒くてだらしくて大変やったろうけど、いつか懐かしく思う日が来るばい。

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三女のバッシュ

ある日の朝、玄関に置いてある三女ユミのバッシュを眺めていたら、なんとも言えない気持ちになってしまいました。

コロナ禍で試合という試合がほとんどできず、練習すらままならない毎日です。
このバッシュを履いて、コートを駆け、跳んでいるユミやそのバスケ仲間の姿を観たいな。

コロナにヨーロッパの惨状。
ウクライナ・ロシアの状況が自分の心にズーンと落ち込んでくる感覚が取れません。
今、こうやって呑気にブログを打ち込んでいる瞬間にも、人が死んでいっています。
もちろんヨーロッパに限らず、世界中で。

バッシュのことでなんだかそこまで考えてしまう50のオヤジなのでした。

市内大会

中バス市内大会。

一回戦、スガオ。
①13-4
②24-14(11-10)
③27-24(3-10)
④34-38(7-14)

敗退。
ディフェンス重視でロースコアに持ち込めば、きっといい勝負ができるはず…と勝手に信じていました。
確かに前半戦は勝ち越して、折り返しています。ディフェンスだって頑張っていました。
ところが3Qから、どういうわけか動きが止まりました。
よく食らいついていていたディフェンスもザルになり、オフェンスも鋭いカウンターを仕掛けない。
まぁ、その結果がスコアに出ていますね。
三女ユミ曰く、「今日の戦犯はユミよね」
確かに勇気あるプレーが4Qの残り1分切ってからようやく出るようでは…ねぇ。

また楽しんで、頑張ればいいっちゃない?
てか次の公式戦は半年後。
んで引退。
んで受験。
はやっ!
やばっ!

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とある週末の一日

とある週末の一日。

ドイツや韓国ではまた増加しているようですが、例え瞬間的であったとしても、日本ではコロナウイルス禍が小康状態になっています。
お陰で長男シュウの通う高校のサッカー部では、ホームに限り応援・観戦が可能になりました。
ありがたいですね。

ありがたいと言えば、僕がコートの近くで撮影してもなんとなくいいような雰囲気になっています。
白レンズ単焦点300mmとは言えフルサイズだと、コートの逆サイドは本当に小さくしか撮影できないし、やっぱり少しでも親御さんに我が子供の迫力ある写真を提供したいので、このなんとなく了解の処置はありがたいです。

11月は練習試合、リーグ戦が毎週ありました。

悩み多き17歳

妻ちゃんと試合を観た後に、普段なら買い物やドライブなんかに子連れで繰り出すのですが、その日の週末は旧友マコプーから連絡が来ました。
2時間くらい捻出できるからぷらっと走ろうぜ!とのこと。
あ、ジョグの話ではなく、バイクの話です。
それで妻ちゃんに報告して、2人してカブでショートショートツーリングを敢行。

C125で快走

目指すは波津にある波止場茶店。
15時過ぎに到着したので、他のお客もいなくてのんびりできました。
だいたいマコプーとは朝一のオープンと同時に入店して、モーニングを楽しむパターンだったので少々新鮮な感じでした。

そういや愛車撮ってなかったな、と気づく

画像にはありませんが、夜には妻ちゃん、長男シュウ、三女ユミとの4人でホームラン軒でラーメンやチャンポンを食べてきました。
美味。
ちなみに自分達家族がカウンターに座っていると、新しく来たお客4人(男性3人、女性1人で皆成人)がなにやらこちらをチラチラ見ているのに気づきました。
僕の隣に座っていたユミは、「あ、あ、やばいやばい。なんか見られよるー。多分ミニバスの人たち!」と顔を伏せてゴニョゴニョと呟いています。
僕も勇気を振りしぼり、そのグループの方に顔を向けてみると、中のひとりはチラチラどころかガッツリ見ていました。
思わず「こんばんは」と声をかけてみたところ、あちらからも「こんばんは」と挨拶があり、「ミニのRSGでしたよね?」とのこと。
ユミの記憶は当たっていたのですが、数多くいるミニバスの選手で、しかももう2年前の2部の選手なのに、よくもまあ覚えていらっしゃるものだと驚かされました。
やっぱり指導者というのは見る観点が違うのでしょう。

そういやRSG。
今季ついに1部1位になりました。
えええええええええええええええっ!?
1部1位、すごすぎる。
長女ユリが9歳の頃から、12年前から、ミニバスRSGとお付き合いさせていただいていますが、1部1位なんて想像もできませんでした。

というようなとある週末の一日。
楽しいねぇ。

市民体育祭~中学女バス区内大会

10月24日日曜日。
市民体育祭の中学女子バスケ区内大会がありました。

書けば長くなると思うので、かなりザックリ状況を説明します。
通常ならば8月末に、この市民体育祭の組み合わせのためのシード決定戦なるものがあります。
7月の市内大会や県大会で3年生が引退するチームは、このシード決定戦が新チーム始動の大会となります。
その順位でトーナメントが組まれ、ウチの区で言うと、1位と2位が市内大会に進出します。
市民体育祭はあくまで市の行事なので、市内大会止まりになります。

で、その市民体育祭。
このコロナ禍で緊急事態宣言下で、8月のシード決定戦が中止になりました。
新チームが始動しているにもかかわらず、いつ大会があるのか分からないままに練習するのはなかなか大変だったかと思います。
それでようやくこぎつけたのが10月24日だったのです。
加えて8分×2ピリオド制と変則的な試合構成。

区内大会に出場したのは4チーム。
ドウホク、ワカマツ、イシミネ、そして我らがタカスです。
コウヨウ、フタジマは不参加でした。
フタジマはレジェンド軍団が解散した後に、存在しなくなったようでした。
全国級が集まったチームだったので、中学からバスケを始めようとする子達には、敷居が見えなくなるほどに高くなりすぎてしまいました。
コウヨウはどうしてなのかよくわかりません。
入部者がいなかったのでしょうか。
7代前の長女ユリ、5代前の次女ユナの時代にはしっかりあったチームなので、やはり寂しいです。
ちなみに一時期イシミネも不参加だったのが、今こうやって復活してきました。
両チームともに復活して欲しいです。

今回の区内大会優勝筆頭候補はドウホクです。
1年生だけでも11人もの人材を確保している上に、その年代はミニバスで県大会に出場している腕っこき揃いと聞きました。加えて隣町から越境しているセンターもいるらしいです。
今季は区内1位!と士気も高く、ノリにノッているチームです。
そのドウホクがワカマツと当たりました。
勝つには勝ちましたが、思いの外苦戦したとのこと。
新人戦で一番警戒すべきチームになったそうです。

我らがタカス。
2年生4人、1年生5人の総勢9人。
1年生でバスケ経験者はひとり。
僕もタカスの女バスに数年関わっていますが、こういう状況は初めてだと思います。

スタートは以下のとおり。
④クルミ、⑤ユメ、⑦ノナ、⑧三女ユミ(2年生)⑥エマ(1年生)

第1試合
vs イシミネ
49-17
①14-10
②49-17(35-7)

1Pは接戦を繰り広げます。
なんかこう、タカスのディフェンスがザルでした。
しかもイージーなキャッチミスも多くて、うまくリズムに乗れませんでした。
逆にイシミネはそんなタカスのミスをしっかり突いてきました。
しっかり崩して、うまくショットを打ってきます。
練習の成果が試合に出せる、好チームの印象です。
あ、ちなみにディフェンスがザルだったのは三女ユミです。
ビックリするほど相手を止めませんでした。
リバウンドも棒立ちのことが多く、まるで寝起き5分後のような体たらく。
2Pはパスカットも多く、カウンターからの速攻も決まり始めました。

イシミネ戦に勝利したタカスは決勝戦のために別会場に移動しました。
※これも異例なことです。
上述のようにドウホクがワカマツに勝利したため、決勝戦はドウホクとなりました。
スコアは下記のとおり。

vs ドウホク
25-24
①13-13
②25-24(12-11)

勝つには勝ちましたが、2Pゲームという変則マッチのおかげでした。
ドウホクはスタートの5人をまるっと交代させても、同レベルの5人が6マンとして控えているようなチームです。
他にタカスが勝つことのできた要因は、1Pの序盤に10ー2というスコアで好スタートを切ったことでしょう。
ドウホクは、恐らく、恐らくですがタカスには勝てる!と自信があったかと思うんです。
実のところ僕も、今季のタカスはドウホクに勝てない、と思っていましたから。
タカスは交代もままならないチームなのに対し、ドウホクは人材は潤沢です。
1Pから4Pまで、質の高いバスケを展開できるはずです。
タカスも善戦はするものの、徐々に疲れが見え始め、ついには勝ち越されます。
残り10秒を切ったところで、2点のビハインド。
やっぱ無理か―と僕が諦めた時、⑤ユメが3ポイントショットを決めました。
25-24!
逆転。
タイマーを見ると、残り7.8秒。
その後、ドウホクはファウル狙いでショットを打ってきましたが(当然のこと。もちろんそうすべき状況)、対応した⑥エマがうまくノーファールで対応。そしてショットも外れ、リバウンドからのヘルドボールでタイムアップ。

その瞬間に、⑧ユミが顔をクシャクシャにして泣き出してしまいました。
後で聞いたのですが、ドウホク戦では思うようなプレーができず、負ければ自分の責任だと思っていたそうです。
今回は変則ルールのおかげで勝ちましたが、もう次はないでしょう。

今季のタカスは正直に言って、強くないと思います。
うまくもないです。
ばってんですね、好きなんですよ、このチーム。
サボらないんです。
抜かれても諦めないんです。
クルミ、ユメ、ノナ、エマ、ユミがそれぞれに(バラバラに、じゃなく)動いているんです。
クルミ、ノナはいったいどこから出て来たんだ!?ていう勢いで、パスカットやリバウンドに飛び込んできます。
ユメ、エマはうまく距離を取りながら、ディフェンスを仕掛けていきます。
ユミもオフェンス・ディフェンスリバウンドともに絡んで、次のアクションのために展開していきます。

このチームの魅力。
「みんなが動くバスケ」
いいねぇ。

相手のディフェンスを掻い潜ってのショット、そしてカウント。
やるねぇ。

あ、ちなみにこの試合からユニフォームが新しくなりました。
長女ユリが1年生の時に変わったと記憶しているユニフォーム。
こうやって新ユニフォームを拝めるとは。
そういやミニバスRSGのユニフォームも、ユミの3個上のリリカ世代で新ユニフォームになったんやったっけ?